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[行事報告]2022年5月27日 中学高校運動クラブ保護者会
学園の創立者である小林製作先生は明治34年の論文「女子体育の症例」の中で「これからの女子はお姫様然として居てはいかぬ。身体を強健にし、動作を活発にし、生き生きとしてあらねばならぬ」と述べ、女子体育を奨励されました。そのような歴史と伝統を背景に愛知淑徳では運動クラブの活動が盛んに行われ、多くの優秀な人材を輩出してきました。今尚、運動クラブ活動が盛んに行われているわけは、運動クラブに参加することに大きな意義があり、絶好の人間教育の場となるからです。
運動クラブ活動において保護者の方々のサポートは必要不可欠です。クラブの活動方針を理解していただくとともに、生徒たちの勇敢な姿を全力で応援していただくため、5月27日の午後、運動クラブ保護者会が3年ぶりに開催されました。この間、新型コロナウィルス感染拡大のため、試合は中止され、試合があったとしても保護者の方々の応援もできない状態でした。運動クラブ保護者会も2年間中止され、クラブ顧問と保護者の相互理解や連携もやや薄れて居たように思います。
筆者の指導するソフトテニス競技では、今年度の県高校総体から、出場選手一名に対して一名の保護者の応援入場が許可され、久しぶりに選手の試合を応援していただきました。運動クラブ保護者会では、「試合の様子を見て、我が子の様子のみならず、よその子の活躍も目の当たりにできて理解が深まった」「顧問の先生の指導方針が理解できた」「顔がわかっているだけでも安心です」などの声が聞こえて居ました。
今回の運動クラブ保護者会で、クラブ顧問と保護者の方々の相互理解が深まり、連携も強くなり、これらが運動クラブのの活動の一助となることでしょう。今後もご理解・ご協力をお願いいたします。