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[行事報告]2022年4月18日 高校3年歌舞伎鑑賞

4月18日(月)、高校3年生は御園座にて「楊春花形歌舞伎」を鑑賞しました。開演は昼の12時、2時間目まで授業を受けて昼食を済ませてから移動です。当日はあいにくの雨、地下鉄の移動は湿気が多いのが難。

演目は、まずは中村梅枝と中村莟玉が獅子の精に扮する「相生獅子」。勇壮な舞踊に続いては尾上菊之助よる美しい芸妓の舞、「雪」。中村萬太郎が、よく通る声で丁寧に解説してくれる「歌舞伎のみかた」で知識を得た後、いよいよ本日の目玉「身替座禅」です。恐妻家が主人公のコミカルな舞踊劇は親しみやすく、生徒たちも歌舞伎の魅力を堪能できたのではないでしょうか。

日本の伝統的な様式美を守り続けている芝居に触れる貴重な機会として、淑徳は長年にわたり歌舞伎鑑賞を続けています。台詞が聞き取れなかったり、色々な「お約束事」があったりと、少々敷居の高い御芝居ではありますが、本来は肩の力を抜いて楽しむべき庶民の娯楽です。

コロナ禍で、このところは「昼の部」として3時間半程度に短縮されていますが、以前は午前中に現地集合して一日鑑賞するかたちでした。何幕もある長い御芝居を<通し狂言>と言いますが、来年こそは<通し狂言>が復活してほしいものです。