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[行事報告]2023年6月24日 高校 父母のつどい

1年

高1の父母のつどいは全体会から始まりました。高2からの文理選択とαβ分けについて教務部長より説明があった後、新しいカリキュラムでの共通テストの話等、進路について進路指導部長より話をしました。高1での選択は受験やその後の職業選択などに直結する大切なものになります。だからこそじっくり自分を知り、考えることが必要になります。このことを全大会で共通認識をすることができました

その後は、各クラスに分かれてクラス懇談会を行いました。4月から6月までの行事などの報告や、学園祭に向けてクラスで取り組んでいる内容など、担任から報告しました。生徒たちの状況を保護者の方々と共有する機会となりました。その後は、グループに分かれてお話ししていただきました。「学校生活について」「勉強について」「部活との両立」など身近な話から、共通テストの話題まで、多岐に渡るお話が出たそうです。

高1は進路の選択のまず一歩である「文理選択」をする学年です。その「選択」を正しい選択とするためには、たくさんの情報を得ることが必要となります。今回の父母のつどいで、生徒にとってより良い「選択」ができるように、多くの保護者の方々と情報共有をする機会が持ててよかったと感じます。

2年

高2の春は学習時間と生活時間におけるスクリーンタイムの見直しからスタートしました。一年間の高校生活を終え、慣れて来たからこその見直しです。また、「大学の学問にふれる」進路講演会では、大学の教授に大学の授業に近いお話をしていただき、進路について幅広く考える良いきっかけとなりました。早速その週末にオープンキャンパスへ足を運んだという話も耳にしました。。

父母のつどいでは、進路についての話に加え、秋の九州研修旅行についてお伝えいたしました。今年の2年生は、コロナ禍で多くの行事が行えず、淑徳に入って初めての宿泊行事となります。進路も研修旅行などの行事も初めてのことには心配も伴いますが、各クラスでグループに分かれて、ご家庭での様子などを含めて情報交換し共有していただくことができたようです。

高2の生活は、学校行事・部活など中心敵役割を果たす機会が増えてきます。コロナの規制も緩和され、生徒たちがオンラインではなく実際に触れて肌で感じることで、きっと何かをつかんでくれることと思います。想像と違くこともあるでしょうが、一つ一つ経験することで自信をつけて、自主自立の心が育っていくよう見守っていきたいと思います。

3年

高3全体で139名の父母にご参加いただきました。

各クラス、まずは担任から『進路の手引き』を手にしながら、お話をしました。大学入試には様々な選抜方法があり、全てを完璧に把握するのは困難です。気をつけたいのは、大人の方が先回りしてしまうこと。子供に「ああしなさい」、「こうしたら」、ということを言ってしまい、「わかってるっよ!」とイラつかれてしまう。あくまでも子供たちの主体的な決定が肝心です。「子供」という言葉を使ってしまいましたが、18歳成人の今日、いつまでも子供扱いしないで、信頼して見守る勇気が、大人たちには必要だと考えます。

進路のお話の後、父母の皆様による懇談では様々な意見が出たことと思います。皆さんの生の声を大切に受け止めたいと思います。

高3は夏休みに入ってすぐ、三者面談を実施し、進路の方向性を確認します。学園祭準備も本格的になっていきます。学習と行事を両立させながら淑徳最後の夏を充実したものにできるよう、サポートしていきたいものですね。

父母と教員が向かい合って話し合う「父母のつどい」。およそ60年間、実施されてきました。淑徳が、ふれあいのある学校として歴史を築いてきた、その一端でもあると考えています。