［行事報告］2023年11月9日 高校図書講演会

11月9日（木）記念講堂にて、夏葉社という出版社を一人でなされている島田潤一郎さんをお迎えして貢献かいを開催いたしました。新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、四年ぶりの開催となりました。話は言葉をめぐる考察からはじまり、従兄を亡くした叔父叔母に一篇の詩を送るための本作りを志したこと、現在出版されている本についてのお話でした。特に、関口良雄という古本屋さんのエッセイ集を出版した際のお笑い芸人である又吉直樹さんとの奇跡のようなエピソードには生徒達も思わず声が出てしまうような反応がありました。「読書は考える体力をつける」「二人、三人の身近な人を助ける人になる」という部分に感銘を受けたという感想が非常に多 かったです。また講演の中で紹介された本をぜひ読んでみたいという声もありました。本を読むことで「考える体力」を身につけてほしいと思います。