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[行事報告]2024年10月28日から11月1日 高校2年九州研修旅行
10月28日(月)から11月1日(金)に実施された高2研修旅行では、海外交流の拠点であった九州を訪れ、特色ある文化・歴史・社会・自然について学びました。
今年の研修旅行では、2016年の熊本地震以来、久しぶりに阿蘇山火口を見学することができました。小雨が降っていたものの、水蒸気の間に時折見られるエメラルドグリーンの水面を楽しみました。原城跡や太宰府でも雨
に降られてしまいましたが、自然の前には人智及ばず受け入れるしかありません。熊本地震の跡や雲仙普賢岳の被災地を見学したことでそれをより強く感じたようです。
この研修旅行における柱の―つが平·和学習であり、戦争や核兵器の脅威を学び、平和な世界をつくっていく社会の一員としての自覚を持つことを目指しています。3日目の長崎では浦上地区を散策し、原爆資料館を見学したのち被爆者の方から講話を聴き、慰霊祭を行いました。研修旅行委員が平和宣言文を読み上げて学年全員で折りあげた千羽鶴を捧げ、平和について考える時間を過ごしました。
連日様々な学びの場がありましたが、全ての訪問先についてびっしりと書かれた生徒振り返りから、実際に見聞し経験することの重要性を実感した研修旅行となりました。事後探究においても主体的な取り組みが期待されます。