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[行事報告]22年10月24日〜28日 高校2年九州北部研修旅行
10月24日(月)から28日(金)、吉野ヶ里遺跡・熊本城・雲仙・長崎・太宰府などを巡る4泊5日の九州北部研修旅行に出かけました。
感染症予防のため、検温のこまめな実施やマスクの着用、黙食など制約は多いものの、計画通り無事行うことができたことに安堵しています。
熊本城は2016年の地震で大きく崩壊・破損しましたが、現在では全面リニューアルされた天守閣からの眺めが楽しめるようになっています。紹介ビデオを鑑賞し熱心に展示物に見入っていると見学時間が足りないほどでした。雲仙・普賢岳災害記念館では、1991年の大火砕流の被害を目の当たりにして、平成新山となった溶岩ドームを見上げました。自然の凄まじさと復興に挑む人々の逞しさに触れるとともに、雲仙新湯温泉で温泉に浸かり自然の恵みや豊かさを実感しました。長崎市内での平和学習は、平和公園浦上地区や原爆資料館を見学し、被爆者の方からの講話を聞いたのち、淑徳研修旅行が何十年と続けてきた慰霊祭に臨みました。学年全員で折り上げた千羽鶴を捧げ、平和と戦争と自分の心に向き合う静かな時間を過ごしました。
コロナのため中学の研修旅行は中止にせざるを得なかった学年ですが、今回の宿泊研修をとても高い意識で送り、学年全体が自信と誇りをもって終えることができました。