[行事報告]21年10月4日(高校3年生)・11日(高校1・2年生) 学園祭
コロナ禍のため、2020年度は中止となった学園祭。「2021年度は何が何でも実施したい!」と強い思いを抱き、2021年2月頃から教員間で何度も話し合いを重ねました。そして、「展示部門」「演劇部門」「ステージ部門」「美術実行委員会アート」に、感染症対策を万全にして取り組むことが決定。また、感染拡大防止のため今年度は保護者の方々の来場を見送らせていただきました。
今年度の学園祭のテーマは「Checkmate!」。新型コロナウィルスとの長い戦いを終わらせ、「最高に面白くて楽しい学園祭」を始める合図にしたいという、生徒たちの2年分の願いが込められています。しかし、夏休みには新型コロナウィルスのデルタ株が猛威を振るい、緊急事態宣言の発令。学園祭の日程は10月にずれ込み、学年別の開催を余儀なくされました。それでも生徒たちが力を出し合い、学園祭開催の日を無事に迎えることができました。
本番は、美術実行委員が制作した中庭のメインアートをはじめ、さまざまな装飾物で学校中が鮮やかに彩られました。大アリーナでは演劇部門とミュージカル部門が素晴らしい舞台を披露し、教室では展示部門が個性豊かな空間を創り上げ、多くの生徒たちを魅了しました。
華やかな学園祭を実施できたことは、生徒たちにとっても非常に貴重な経験となりました。多くの困難に挫けず、前を向いて周囲とつながり、意見を交わしながら努力を重ねていくことで、大きな喜びや達成感が得られると思います。愛知淑徳の学園祭が今後もますます素晴らしいものになるよう、私たち教職員も前を向いて歩んでいきます。